朝日新聞のコミュニケーション誌「朝日サリー」  

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vol.52 うなぎ

7月20日は土用の丑の日
おすすめのうなぎ専門店
■松本楼 
 江戸時代末期、平の城下町にうなぎの専門店として創業した〈松本楼〉。現在は上野和彦さんが看板を引き継ぎ、140年以上経た今でも変わらぬ味を守り続けている。静岡・焼津産の一番きれいな水の池で育ったうなぎを、継ぎ足して使用している旨みが凝縮されたタレにつけて焼く。会津産のコシヒカリの甘みと共に口に含めば、老舗の技を実感する逸品である。そしてその看板に奢ることなく、新しいメニューも追求しており、そのひとつが「石焼まぶし(1、380円)」。1膳目はそのままうなぎの味をいただき、2膳目は薬味であっさりと。3膳目はうな茶にしてサラサラと食べるまさに名古屋のひつまぶし風。「うなオム皿(950円)」は濃厚なタレが絡んだ柔らかいうなぎとトロトロの卵が好相性。実はまかないご飯から生まれたメニューだとか。
 昼は手軽なランチ、夜は豊富なお酒と創作料理を楽しむことができ、50名までの宴会も可能だ。
↑うなぎの石焼きビビンバ(1,380円)
■松本楼
平字南町11-2
電話/23-1644         営業時間/月〜土ランチ11:00〜14:00(OS13:30)/17:00〜23:00(OS22:30)、日・祝日22:00まで(OS21:30)           定休日/無休
駐車場/契約               http://www.matsumotoroh.co.jp/
■うなぎ 押田
 明治元年、今から139年前に富岡町に創業した〈うなぎ押田〉。歴史ある秘伝のタレの深い味わいを求め、いわきから訪れる人も多かったため7年前、平に2店舗目をオープンさせた。現在は、四代目押田育夫さんに教えを受けながら息子の純治さんが富岡店を、いわき店は竜太郎さんが受け継ぎ、五代目として兄弟で伝統の味を守っている。〈押田〉のうなぎは愛知県三河一色産の活うなぎ。じっくり焼き、タレを付けてまた焼く。その作業を3回繰り返す。「捌き3年、焼き一生」と言われるほど、うなぎを焼き上げる作業は難しく、毎日が修行のよう気持ちで、素材、タレ、焼き方ひとつ変えずに、今も昔も変わらない「うな重」を提供している。
 また、数量限定の「きも焼き」に合う「十四代」や「飛露喜」などの銘酒も数多く取り揃えている。ランチメニュー「うな丼(880円)もおすすめ。
↑うな重(1,995円)
■うなぎ 押田〈いわき店〉
平字作町2-7-8
電話/24-2273         営業時間/11:00〜14:00/16:00〜20:00             定休日/火曜日          駐車場/7台
〈富岡店〉
電話/0240-22-0907
■うなぎの福田
 東京のうなぎの老舗で13年間修行を積み、今年の1月にオープンした〈うなぎの福田〉。「本当のうなぎの味を味わって欲しい」がご主人福田忠男さんのモットーで、平日、土・日・祝日問わずランチタイムには「うな重」を特別に1、050円で提供している。福田さん厳選の愛知県三河一色産のうなぎは、毎日生きたまま直送で送られるので活きが良く、いけすに入れ生かしている。うなぎは、注文が入ってから蒸し、こだわりの備長炭で焼き上げる。ガスでは引き出せない炭ならではの、ふっくらとした香ばしさに仕上がる。小骨も全く気にならず、皮まで箸でスッと切れてしまう柔らかさ。いわきでは珍しく、うなぎ本来の風味が活きる関東風のあっさりとした秘伝のタレは、脂がのったうなぎとコシヒカリとも相性抜群。ご主人のこだわりがギュッと詰まった愛情溢れる逸品だ。
↑ランチうな重(1,050円)
■うなぎの福田
中央台飯野3-33-6
電話/29-1287
営業時間/ランチ11:00〜14:00、夜17:00〜21:00(OS)
定休日/水曜日           駐車場/8台

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